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白蝶花Hakuchobana

5th EP

2012 / 04 / 30 release

白蝶花

シンフォロック、キラドコメロスピ、和メタル、イタリアンメタル、四つ打ち、ベース、フルート、オーボエ、ソロヴァイオリンに奏者を迎えた意欲作

1500円(イベント)、1800円(ショップ)、1620円(自家通販)
DVDケース/8Pインナー/鏡面印刷 ナンバリングCD-R/2Disc
Track List
01. 白蝶花
02. Asymmetry
03. Thaleia
04. 都忘
05. L'lris
06. Amaranta (Letharia寄稿)
07. Juliae Orchestral Version
Participants Credit
Vocals 彰,さくら,鮭子,PAGECO,MASAYA,森野木々,莉音
Bass 吉川竜矢
Flute ぴえーる
Piccolo ぴえーる
Oboe ほうけもの
Violin setsat
Art work よし

Information

関係各所旧サイトのリンク都合で旧サイトURLが生きるよう改めてページを設けております。
頒布終了しました。多岐に亘りご愛聴いただき感謝いたします。本当にありがとうございました。

Comment

今の録音、歌に対する視点、価値観の源流となった作品でした。

この頃から如何に曲を工夫していくか、というよりもヴォーカルの声音に合う曲づくりにシフトしていくキッカケとなる感じで、 曲をつくるにあたって、最初期は本当に曲ありき、こんなジャンルでこんな雰囲気の曲をつくりたいという欲求が原動力になっていました。 ただ、それはあくまでも本当に孤独で自己完結な世界で、ある種私自身が自分の曲に歌入れするタイプの人間であったとしたら、 白蝶花はやらなかった、やれなかっただろうし、一つの録音物、それぞれの楽曲というのが、 100%自己の管理下にあり、一つの変化に対してもコントロールしたい人間であれば絶対出来なかったもので、 本作の制作を通じて多くの可能性を見出して、新しい発見が多かったのです。

100%自己の管理下で一つの変化に対してもシビアで完璧にコントロールするのは、やはりつまらない。 イラストにしても、演奏アプローチにしても、私と他者とでは、全く同じ曲を聴いてもそれぞれの原体験で解釈含めて変わってきます。 そう曲が変容してゆく様が有機的でもあり、はっとさせられる場面が多かったのです。 そうです。その変わっていく感じの虜になってしまったのです。

一つの価値観として、私は曲だけという作曲家ではなく、 ソングライター兼生楽器のディレクションが出来る人間になっていきたいと感じたキッカケとなる作品でした。 曲のメッセージ性、コンセプトと横並びで、この歌が、この演奏が、とすべてセットな感覚で捉える新たな価値観を生み出した形です。 どれか一つでも欠けてはならない。特に歌モノである以上は、そこで鳴り響く歌は本当に重要です。

ミキシング、マスタリング、レコーディングの三工程のエンジニアリング領域の重要性を感じて、 せっせと努力を始めたのは、更にその先の事になっていきます。 この頃は、あくまでも純粋に音楽を追っていた、追わざるを得なかった時期での集大成であり、 とにかく必死でした。

余談

相変わらず、前はこうだったから今回はこうだ!的な部分は変わらない訳で、その当時の熱を思い出す感じです。 ヴォーカルエディット、ミキシング、マスタリング、その更に前の段階、完成予想から逆算する録りの質的方向性の確保諸々、 全工程丸々抜けた、本当にそのまま素の状態です。

でも、音楽の要で核な部分は一切欠落してなくて、誠実な姿勢に関してはやるじゃん、昔の自分たちという感じです。

(2017年11月7日 HISAOH)